さらばJAL最小旅客機!「サーブ340B」HACとJAC仕様機 けっこう違う内外装 「灰皿」も?

2021年12月をもって、スウェーデンのサーブ社製のターボプロップ旅客機「サーブ340B」が日本の航空会社から姿を消しました。JALグループのJAC、HACで使用されていましたが、両社でどのような差があるのでしょうか。

型式以外にも差があったJACとHACの「サーブ340B」

 340B-WTのほうが翼が長い分、失速速度が低く設定されています。そのため、より低速で着陸ができ、ひいてはこれは、短い滑走路へ安定して着陸できるというメリットにつながります。

 また、同じJALグループの同シリーズながら、JAC仕様機とHAC仕様機では客室に違いがありました。

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「ジャンブシート」。左がJAC仕様機で右がHAC仕様機。ともに共通のシートカバーとなっている(乗りものニュース編集部撮影)。

 JAC仕様機は退役時、歴史を感じるクラシカルなシートを採用していました。シートカバーはCA(客室乗務員)が座る「ジャンプシート」と同系統でまとめられ、ひじかけには「灰皿」も。機内で喫煙が許されていた時代からこの席が搭載されていた名残でしょう。

 一方HAC仕様機は、2017(平成29)年にシートを新仕様のものに変更しました。JALグループ国内線で当時主力だった仕様と共通性が窺える革張りの薄型シートで、シートポケットの位置が上にあることで、足元にゆとりが生まれています。「灰皿」はもちろんありません。

 なお、両機とも席数は36席。ともに席数の横配置は左1列、右2列が標準で、最後部のみが右3列のレイアウトを取ります。手荷物の収納棚が右側のみの設置に設置されている仕様も同じでした。

【了】

JACとHACの「サーブ340B」徹底比較(HAC13枚、JAC9枚)

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