50年以上前のボンネット消防車 官公庁オークションに1円で出品 宮城県美里町

ランクルとともにひと昔前の国産ピックアップの代名詞的存在。

車検が切れた後も10年以上車庫に残置

 宮城県美里町は、競売専門のWEBサイト「KSI官公庁オークション」に、半世紀以上前に製造された日産「パトロール」消防車を出品しています。

 説明によると、このクルマは型式FH60という、いわゆる4WDモデルで、初度登録年月は1971(昭和46)年9月とのこと。原動機は総排気量3956ccの日産PF型水冷直列6気筒OHVガソリンエンジンで、変速機はマニュアル、走行距離は24318kmです。

 長年にわたり同町の消防団などで使用されてきた車体ですが、2007(平成19)年に車検が切れたあとは、継続検査を受けていないようです。今回、車庫が手狭になったことからオークションサイトへ出品されることになったといいます。

 なお、車検が切れていることに加え、エンジンもかからず自走できないため、現状引き渡しになるとのこと。ゆえに積載車などで引き取りに来られる人限定となっています。そのため、オークションの開始価格は1円からとなっています。

 オークションの参加申し込み受け付けは2月8日まで。なお現在までに20件ほどの参加申し込みが入っているそうです。

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宮城県美里町が官公庁オークションに出品中の日産「パトロール」消防車(画像:宮城県美里町)。

 このクルマは、「パトロール」のなかでも2代目にあたり、1960(昭和35)年から1980(昭和55)年まで生産されていたモデルです。ピックアップタイプの4輪駆動車消防車として消防車を含む業務用車両として全国で使われていたものの、最終モデルの販売終了から40年以上が経過しているためほぼ退役しており、現存する車体はかなり少なくなっています。

【了】

【エンジンや銘板も】1971年生まれの「パトロール」消防車をイッキ見

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