西宮名塩の国道176号 狭隘・クネクネ解消へ「生瀬トンネル」が貫通

「城山トンネル(仮)」から正式に命名です。

「城山トンネル」として工事進む

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武庫川に面した狭窄部にトンネルが建設中(画像:国土交通省)。

 近畿地方整備局は2022年2月2日(水)、兵庫県西宮市と宝塚市の国道176号で行われている改良事業「名塩道路」について、「生瀬トンネル」(仮称:城山トンネル)が貫通したと発表しました。これで事業区間のトンネルは全て貫通となりました。

「名塩道路」は国道176号の山岳区間の狭隘・急カーブな線形を改良し、渋滞緩和や災害への対策強化を図る事業です。対面通行の2車線から、中央分離帯のある片側2車線・計4車線の道路となります。1985(昭和60)年度に事業化、翌年度に着工し現在に至ります。

 事業区間10.6kmのうち、生瀬橋付近の1.5kmと名塩八幡トンネル、名塩西トンネルを含む2.4km、西宮山口JCT周辺の2.4kmが開通済み。残るはヘアピンカーブの連続するさくら台周辺の2.1kmと、生瀬トンネルを含む2.2kmの計2工区です。

 今回貫通した生瀬トンネルを含む工区は、2026年春に開通予定となっています。

【了】

【どんどん快適に 「名塩道路」の工事概要】

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