エアバス巨大機A380「ホテル化計画」とは 総2階建てフル活用 アタマからお尻まで客室に

スイートルームもスゴイ! でもなぜ「ホテル」に?

 機体最前方は広さ約35平方メートルの「コックピットスイート」に。コクピットはオフィススペースとなるほか、キングサイズのベッドを備えたベッドルーム、バスタブとトイレ付きの浴室などが備わります。

 もうひとつは胴体最後部の「デュプレックススイート」。胴体最後部の階段(航空会社によっては乗務員の移動のみに使われることも)を活かした2階構造の客室とのことで、2室のベッドルーム、トイレ付きの浴室などを備えます。

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仏・トゥールーズのブラニャック空港(乗りものニュース編集部撮影)。

 発案者はエアバス社で15年間航空エンジニアとして勤務した人物で、退役したA380をスクラップすることなく、その設計を新たな形で再利用する「アップサイクリング」を目的としています。

「A380ホテル」ことEnvergure計画の建設場所は、展示場やコンベンションセンターが揃う複合施設「MEETT」やアエロスコピア航空博物館などがある、ブラニャック空港北側エリアを予定しています。

【了】

【未来図】泊まりたい! A380ホテルをいろんな角度から

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