荒川区コミバス「町屋さくら」3月末に廃止 新三河島~尾竹橋~熊野前むすぶ

都電荒川線から離れた地区を結んでいました。

2020年にルート縮小も運行継続できず

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荒川区コミュニティバス「町屋さくら」(画像:荒川区)。

 京成バスは2022年2月14日(月)、町屋地区で運行される荒川区コミュニティバス「町屋さくら」について、3月31日(木)をもって運行終了とすることを発表しました。

「町屋さくら」は都電荒川線と日暮里・舎人ライナーの熊野前駅を出発し、荒川沿いに尾竹橋を経由して荒川自然公園、町屋駅、子ども家庭支援センター、新三河島駅までをむすぶバス路線。2014(平成26)年に運行開始しました。

 しかし、利用者数が伸び悩み、2020年には循環ルートを廃止。新三河島駅から東尾久二丁目経由で熊野前までを結んでいた区間が運行終了となっていました。

 京成バスが運行廃止を決定したことに対し、荒川区は「限定的な区民の利用に対し多額の補助を行うことになり、区の財政を継続して圧迫することにつながるため、困難である」として、区からの補助による運行継続を断念しました。

 京成バスによる荒川区コミュニティバスは、町屋~南千住の「さくら」、南千住駅東部の「汐入さくら」の残り2路線になります。

【了】

【「町屋さくら」ほか荒川区コミュニティバスの路線図】

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