なぜ? JAL「手荷物返却場アナウンス」だけに特化のコンテスト 実施理由がナルホドだった
ターンテーブルがぐるぐる回っているあのエリア、実は秘密が…。
スキル向上の一助に…。
JAL(日本航空)グループで空港での航空機の誘導、搭降載、機体や客室の点検・清掃など空港地上支援業務を行うJGS(JALグランドサービス)が2022年2月15日(火)、羽田空港で「アナウンスコンテスト」を実施しました。これは、JALグループでも初の取り組みです。
通常、空港で旅客が耳にするアナウンスの多くは、地上係員(グランドスタッフ)により実施されます。ただそのなかで例外とも言えるのが、預け手荷物の返却場(バゲージクレーム)で聞かれる返却案内など。新千歳、羽田、伊丹、福岡の4空港のJAL便では、JGS旅客部門スタッフがこれを実施しています。
アナウンスコンテストの出場者は、新千歳(JGS札幌)から1名、羽田(JGS)から3名、伊丹(JGS大阪)から2名、福岡(JGS九州)から2名。それぞれ手荷物到着待ちや上位クラスの販促、ソーシャルディスタンスの確保といった数種類のアナウンス内容を、日本語・英語の2ヶ国語で実施します。また遅延案内をするケースでは、新千歳であれば雪、羽田であれば雷による搬入遅れなど、その地域特有の事情なども盛り込まれました。
ターンテーブルというのですね