一味違うJAL最新機がデビュー! ほかとは異なる塗装が特徴のA350 貫禄の「oneworld」15号機

歴史ある「oneworld」塗装をA350がまとうと尊い!

初便は那覇行きJL903便

 JAL(日本航空)のエアバスA350-900の15号機(機番:JA15XJ)が、2022年2月21日(月)より定期旅客便に就航。この初便となるJL903便(羽田→那覇)が同日午前7時半すぎ、羽田空港を出発しました。JALでは2019年からA350-900の導入を進めていますが、この15号機は、これまで導入されてきた同型式とは、機体デザインが大きく異なるのが特徴です。

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JL903便として羽田空港を出発するJALのA350-900「JA15XJ」(2022年2月21日、乗りものニュース編集部撮影)。

 15号機は、JALをはじめ、各国の大手航空会社が加盟する航空連合「oneworldアライアンス」の特別塗装機となり、胴体前方に青い文字で「oneworld」のロゴマークが描かれます。近年JALの「oneworld」塗装機はボーイング777や767などが担当。A350-900にこの特別塗装が施されるのは、この15号機が初めてです。

 同機は現地時間2022年2月14日(月。日本時間15日)に受領となったたのち、17日(木)にエアバスの工場があるフランス・トゥールーズから羽田空港に到着。その後、客室入り口に金色の鶴丸ロゴを設置するなどの就航前改修を行い、このたびのデビューとなりました。今後はほかのA350-900と同様、羽田発着の国内幹線などに投入予定です。

 A350-900はJALの次世代国内線フラッグシップで、導入に際し、同社では客室仕様を全面的に刷新。全クラス(国内線ファースト、クラスJ、普通席)で新仕様シートが導入され、全席に個人モニターやUSBポート、電源コンセントを備えるなど充実した客室設備が特徴です。

 なお、15号機は3クラス391席を配する「X12」仕様機で、同型機の多くで採用されている369席の「X11」より普通席が多い構成となっています。

【了】

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