ANA 2機目の“無限飛行機”が空へ 「鬼滅」特別機、那覇→成田で初フライト なぜ成田へ?

羽田拠点の国内線仕様機ですが、行き先は成田です。

定期便投入は26日から

 ANA(全日空)が2022年3月26日(土)より羽田発着の国内線へ就航予定の、テレビアニメ『鬼滅の刃』の特別塗装機「鬼滅の刃 じぇっと -弐-」。同機が25日(金)、特別塗装をまとっての初フライトを実施しました。塗装作業が実施された那覇を出発し、成田へ向かうフェリーフライト(回送運航)で、同日朝9時すぎに那覇空港を出発しています。

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那覇空港を出発するANA「鬼滅の刃 じぇっと -弐-」(2022年3月25日、乗りものニュース編集部撮影)。

 同機は2021年12月からスタートしたANAと『鬼滅の刃』とのタイアップ企画の一環として誕生。ANAではその第1弾として、2022年1月に炭治郎・禰豆子(ねずこ。正しい表記はネ+爾)などを胴体に描いた「鬼滅の刃じぇっと -壱-」を就航させました。今回の「鬼滅の刃 じぇっと -弐-」は、これに次ぐ2機目の「鬼滅」特別塗装機となります。

 担当機はボーイング767-300ER国内線仕様機「JA608A」。デカールは両面で120枚使用され、全体のサイズは高さ約3m、幅約32mにも及びます。機体側面には炎柱・煉獄杏寿郎や音柱・宇髄天元といった、「柱(はしら)」と呼ばれる鬼殺隊の中で最も位の高い9名の剣士が、左右非対称のデザインで描かれます。

 今回同機の定期便の拠点である羽田空港ではなく、成田に向かったのは、国内線定期便就航に先んじて、25日に成田発着での遊覧チャーターフライトを実施するためです。成田でイベント実施後、いよいよ羽田へフェリーされ、26日のNH671(羽田7:00発→広島8:30着)便より定期便へ投入されます。

【了】

【写真】左右でデザイン違うぞ!「鬼滅2号機」初飛行を徹底追跡(23枚)

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