横浜 大黒ふ頭改良「日本最大級の自動車積出港」に 巨大な自動車運搬船11隻同時着岸!

全部入ったらスゴイですよ~。

大黒ふ頭の改良完了

 国土交通省 京浜港湾事務所と横浜市港湾局は2022年4月12日(火)、横浜港 大黒ふ頭で進めてきた岸壁などの再整備が完了したと発表しました。

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大黒ふ頭へ新たに整備されたP3バース(画像:京浜港湾事務所)。

 大黒ふ頭には巨大な自動車運搬船が着岸し、海外へ向け完成自動車の積み出しが行われており、その規模は「東日本最大の自動車取扱拠点」だったといいます。国交省と横浜市はさらに、2015年度から自動車運搬船の大型化や着岸隻数の増加に対応すべく、岸壁の再整備を行ってきました。

 今回、横浜航路側のP3・P4岸壁の水深を7.5mから 12mに深くし、延長を260mから290mに延伸する改良工事や、荷さばき地の拡張などが完了。P3岸壁の整備により、隣接するT3~T8岸壁と合わせると、全長200m級の大型の自動車専用船が5隻同時に着岸可能な国内最大級1400mの連続バースになるそうです。

 大黒ふ頭には他にも大型の自動車運搬船の着岸可能が岸壁が点在しており、今回の整備により、11隻の同時着岸が可能な「日本最大級の自動車取扱拠点」になるそうです。

 ちなみに現在の大型自動車運搬船は、全長約200m、7000台以上の自動車を積載できるものもあります。もちろん大黒ふ頭は旅客船が着岸することもあり、ベイブリッジをくぐれない大型船にも対応可能です。

【了】

【超大型船の縦列駐車場!?】大黒ふ頭の概要 画像で見る

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