安房峠道路「無料化12年先送り」2049年まで料金徴収へ 一部補修のため

無料化まで(今のところ)あと27年です。

トンネル補修を実施

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岐阜県~長野県の県境を貫く安房トンネル(画像:写真AC)。

 岐阜県高山市と長野県松本市の県境を結ぶ有料道路「安房峠道路」の料金徴収期限が、2037年から2049年まで、12年延長されました。

 これは運営を行うNEXCO中日本が、2022年3月30日付けで国土交通大臣の事業許可を受けたものです。

 安房峠道路は国道158号のバイパス道路として、1997(平成9)年に開通。中部地方を縦断する重要なネットワークを形成するルートであるものの、国道の安房峠は冬季通行止めの急峻な峠越えとなっており、特に長野県側は連続ヘアピンカーブがあるなど、難所となっていました。それを解消したのがこの安房峠道路です。休日は1日あたり約3820台が利用しています(2011年度)。

 NEXCO中日本は今回の料金徴収期間の延長について、理由を「安房トンネルにおいて、車道トンネル(本坑)と並行する水抜き坑に変状が見られ、補修が必要になっています。その事業費を確保するための措置です」と話します。安房峠周辺では湧水が大量発生することから、本坑に悪影響が起きないよう、湧水を外へ排出するための「水抜き坑」と呼ばれるトンネルが別に掘られているのです。

 ことし3月下旬には、高山市長や岐阜県議会議員などを対象に、現場説明が開催。ひび割れなど劣化が発生している状況が説明されていました。

【了】

【安房峠道路の周辺のバイパス計画】

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コメント

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1件のコメント

  1. は?決して許されない