農道でぶつ切り 短すぎる4車線道路が「つながる日」近づく? 国道254号バイパスの今

川越側を先行開通へ! 「うらとこ」の渋滞回避

 川越側の下南畑交差点には、国道463号のオーバーパスがつくられているほか、志木市内にはすでに信号機が設置された箇所もあります。

 整備主体である埼玉県朝霞県土整備事務所の国道254号バイパス担当によると、下南畑交差点から県道40号さいたま東村山線まで(約1.5km)を先行開通すべく動いているといいます。県道40号は、志木市役所のある通りです。

 この区間は、もともと2021年度末の開通予定だったものの、用地の関係でどうしても困難となり、2020年12月に開通予定を「2022年度以降」に改めたといいます。ただ「できる限り早く開通させたい」(国道254号バイパス担当)ということで、工事はまさに大詰めを迎えているようです。

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下南畑交差点。国道463号を越えるオーバーパスができている(乗りものニュース編集部撮影)。

 新たにバイパスの起終点となる県道40号は、荒川に架かる秋ヶ瀬橋に通じています。その北側に架かる羽根倉橋(国道463号)の渋滞を回避し、川越・志木~国道17号・浦和方面の行き来がしやすくなりそうです。

 開通近い川越側の約1.5km以外は、いまだ本体工事には至っていないそう。冒頭で紹介したモデル工区の前後がつながるのは、まだまだ先になりそうですが、鋭意、工事着手に向け設計を進めているといいます。

【了】

【一部開通近いぞ!】和光富士見バイパスの地図&現地の様子 画像で見る

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