6月から2年間! 阪神高速の阿波座で車線減 16号大阪港線西行きの大工事
環状線から左折したあと、注意!
2年間にわたり1車線を規制
阪神高速道路は2022年5月13日(金)、16号大阪港線西行き(天保山方面)の大規模修繕工事に伴い、阿波座入口付近で1車線を6月10日(金)から2024年秋頃(予定)まで実施すると発表しました。
1号環状線から西船場JCTで16号大阪港線へ合流する箇所より、約600mの区間で左側1車線が終日規制されます。
これまで環状線から左折したあと、そのまま天保山方面へ走行できましたが、合流部を規制するため車線変更が必須になります。その先の3号神戸線への分岐部(阿波座JCT)も走行に注意が呼びかけられています。
今回規制する箇所は、1997(平成9)年に橋桁を本線と並行に追加する形で3車線から4車線へ拡幅した箇所です。この際、橋脚の設置位置の制約から、既存の橋と新しい橋(拡幅桁)とで橋脚にズレが生じることとなり、上部の桁を連結せずにゴム製のジョイント(伸縮装置)でつないでいましたが、ここから大きな損傷や異常音の発生などが生じていたそうです。
今回は、技術発展により支点位置の統一、拡幅桁の取替えにより既存桁との一体化が可能になったことから、ジョイントによるつなぎ目(縦目地)そのものを撤去して走行面を連続化し、不具合を解消するということです。
【了】
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