「東急東横線 ワンマン運転」対応の車両改修はじまる 副都心線に続き「早期実現」へ
早ければ2023年度にワンマン運転がスタートします。
直通先の副都心線ではワンマン化済み
東急電鉄は2022年5月13日(金)、今年度の設備投資計画を発表。そのなかで、東横線ワンマン運転の早期実現のため、車両改修工事を実施するとしています。
東急は2021年5月に発表した中期3か年経営計画に「東横線でのワンマン運転の検討・実施」を盛り込んでいます。早ければ2023年度にはワンマン運転が実現することとなります。
東急の路線では、1989(平成元)年にこどもの国線でワンマン運転が開始。その後、1998(平成10)年に池上線、2000(平成12)年に東急多摩川線、目黒線で順次導入されています。
ワンマン運転のための車両改修は一般的に、主に運転席へのホーム監視モニターやマイク、ドア開閉装置の設置などが行われます。
いっぽう今回の場合、東急東横線と直通運転を行う東京メトロ副都心線では、すでにワンマン運転に加え、ATO(自動列車運転装置)による自動運転を実施中。したがって、もともと副都心線へ乗り入れている東急や、西武、東武の車両については、設備上はワンマン対応がおおむね可能な態勢になってはいるのです。
東急は、東横線のワンマン化にかかる他社車両の対応について、「それぞれの鉄道事業者へ対応の依頼をおこなっていきます」としています。
【了】
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