何のため? プラレール「オリジナル車両」の存在意義 実在モデルなし「架空の鉄道会社」とは

今の時代に必要だった? オリジナル車両が生まれた背景

 プラレール鉄道からは現在、「スピードジェット」と「クロスライナー」が発売されています。

 スピードジェットは、プラレール鉄道で最速を目指して開発された高速鉄道車両という設定。デザインコンセプトは、「プラレール鉄道の英雄(ヒーロー)」や「未来への情熱」をイメージした赤が基調となり、日本の伝統文化である漆塗りをイメージした黒、金でまとめられており、一種壮大なイメージを醸しだしています。

 もうひとつのクロスライナーは、都市部と郊外を結ぶ通勤特急です。デザインコンセプトは、路線網をクロスしながら縦横無尽に走行するという設定から、車体側面の青いラインは全国に張り巡らせた路線をイメージしているとのこと。

 このプラレール鉄道の2車種でタカラトミーが進めているのが、全国の実在する鉄道会社とのコラボレーション。オリジナル車両と実在車両のプラレールでの共演や、CGと実写の組み合わせでの共演を映像化するという試みを進めています。リアルとバーチャルの両面から子ども達へ鉄道の魅力を伝えよう、というコンセプトをもっています。

 たとえば「スピードジェット」は西武鉄道とコラボを実施。西武鉄道沿線をプラレールで再現し、スピードジェットと西武鉄道の特急「Laview(ラビュー)」が並走する様子などと、実際の西武鉄道の映像を交えたコラボレーション映像「プラレール鉄道×西武鉄道でいく こどもたび」が、YouTubeの西武鉄道公式チャンネルやタカラトミーチャンネルにて公開されています。

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YouTubeなどで公開されている「プラレール鉄道×西武鉄道でいく こどもたび」(画像:タカラトミー)。

「クロスライナー」はJR西日本とのコラボが行われています。大阪市内を走行するJR 西日本の「大阪環状線」をプラレールで再現し、クロスライナーと「323系大阪環状線」「103系大阪環状線」が並走する様子などと、実際の大阪環状線の映像を交えたコラボレーション映像「ぶらり大阪一周の旅」が、タカラトミーチャンネルにて公開中です。

 ネットを通じて架空の車両が現実の鉄道と公式コラボするという、今の時代ならではの試みは、玩具の世界の新しい波になっていくのか、楽しみに見守っていきたいところです。

【了】

【何に似てる?】もうひとつのオリジナル車両「クロスライナー」ほか 画像で見る

Writer: イシグロン(編集者)

雑誌やWebで、クルマ、映画、TV、トイ、模型などの記事を編集、執筆。ただし、ジャンルはかなり偏っております。マイカーは、ここのところほぼアメ車ばかり乗っています。好きな映画は『処刑ライダー』。

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コメント

1件のコメント

  1. クロスライナーは371系モチーフかな