「ビースト」だけじゃない バイデン大統領の車列は「動くホワイトハウス+ペンタゴン」だ!

バイデン大統領らの来日により東京都内を走り回ったアメリカの大統領専用車「ビースト」。しかしその周りには常に様々な車両が付き添っていました。「ビースト」以外にも注目すべき“専用車”にスポットを当ててみます。

「ビースト」にピッタリ随伴していた「ハーフバック」なる車両

「ビースト」に関して、シークレットサービスは詳細な性能を公表していませんが、海外の報道によれば大統領を守るため非常に優秀な防御能力を持っているそうです。ボディの厚さは約13cm程度。チタン、アルミニウム、セラミックスなどで構成された、いわゆる複合装甲が施されており、窓は全てポリカーボネートの5層構造で強靭な防弾能力を有しています。

 ドアの厚さは約20cm。化学兵器や生物兵器などによる攻撃も想定して気密性が高められており、扉を閉めれば外気を完全に遮断できるとのこと。タイヤはケブラー繊維で強化されており、万が一パンクした状態でもホイールだけで長距離を走行できる構造になっているといわれています。

 ほかにも車体には、煙幕や催涙ガス弾の発射装置など自衛用の装備も備わっているとされています。

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シークレットサービスではなくホワイトハウス・コミュニケーション・エージェンシー(WHCA)が運用する「ロードランナー」(深水千翔撮影)。

 随伴するシボレー・サバーバンは、コードネーム「ハーフバック」と呼ばれる車両で、大統領を警護するシークレットサービスが乗車しています。赤色灯が取り付けられており、不測の事態が発生した場合は、大統領専用車の防衛に回ります。

 天井にさまざまなアンテナが取り付けられているのは電子戦対策車「ウォッチタワー」。脅威となる対象への通信妨害や遠隔操作で起爆する爆弾の阻止などを行うほか、直接的な攻撃を受けた場合はIR(赤外線)欺瞞用のスモーク展張、電波かく乱用のチャフ散布、さらには電子戦攻撃(ジャミング)も展開できるようになっているといわれています。

【黒い救急車を前から横から】アメリカ大統領専用車に随伴する30台をイッキ見

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