何のサイン? 東京メトロのエレベーターに「r」や「m」のマーク ある駅ない駅の違い

同じ駅でも「マークあり」「マークなし」が混在する理由

 これらマークがあるのは、地上行きエレベーターが複数ある駅ということですが、実は複数ある駅でも、マークがあるエレベーターと、ないエレベーターがあります。これはどういうことでしょうか。

「複数のエレベーター設置がある駅においても、隣接ビルのエレベーターなど、他社が管理しているエレベーターについては、上記のような色やアルファベットが付記されていない場合がございます」(東京メトロ)

 たとえば丸ノ内線の新宿駅から新宿三丁目駅にかけては、新宿通りの地下が駅の構内になっていますが、地上への出口は、隣接ビルの内部の階段やエレベーターであるところが少なくありません。そのため、駅構内の案内板には「M(マゼンタ)」などのマークがあっても、それが指し示すビル所有のエレベーター本体にはマークがない、といったケースが見られます。

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丸ノ内線新宿駅にて。マークが指すのは一般ビルのエレベーター(乗りものニュース編集部撮影)。

 より大規模に整備された一般ビルの地下が、地下鉄駅とほぼ一体化し、それぞれの敷地の境目が分かりにくくなっているところもあります。もちろんビル敷地内の案内表示はビル所有者が行うため、エリアにより案内表示の様式そのものが異なっている場合も。こっちのエレベーターにはマークがないけど……などと思ったら、そこは「駅」ではないのかもしれません。

【了】

【謎のマーク】実際の使われ方を写真で見る

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コメント

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1件のコメント

  1. Mがマゼンタって本当ですか?ブルーにしか見えない