北総7000形「ゲンコツ電車」ライトアップ延長へ 年末まで 引退から15年
「新しい街」を象徴する革新車両でした。
創立50周年で実施
北総鉄道は2022年6月1日(水)、15年前に引退し西白井駅の保守基地に保存されている7000形電車について、夜間のライトアップを12月25日(日)まで延長すると発表しました。
北総7000形は1979(昭和54)の開業時からの自社車両で、横M字型の特異な断面形状を持つ先頭車から「ゲンコツ電車」という愛称で親しまれてきました。先頭の窓は下向きに傾斜しており、これは窓の映り込み防止や車両下部の視認性を高める目的があったといいます。また、塗装がむずかしいステンレス車両において、色付きフィルムを貼り付けるという、現在では一般的なカラーリング手法をいち早く取り入れた例でもありました。
7000形は2007(平成19)年引退し、最初に製造された1編成が保存されています。今回のライトアップは北総鉄道の設立50周年記念の一環で行われているもので、当初は5月末まででしたが、「好評につき、延長することにいたします」とのことです。
ライトアップの時間帯は、19時ごろから21時ごろまで。
【了】
コメント