「太宰府IC」渋滞減った! 九州屈指の混雑ポイント“改良”から1年で劇的改善
「2車線分岐」大成功です!
太宰府IC上り 大幅に混雑緩和
NEXCO西日本は2022年6月8日(水)、九州道上り線の太宰府ICで行った車線運用変更後1年の効果について発表しました。
太宰府IC上り線の出口付近は2021年3月、渋滞緩和を目的とした車線運用の変更が実施されました。それまで、上り線3車線のうち、左車線のみから出口へ流出する形でしたが、左車線と中央車線の2車線から出口へ流出できるように変更。IC手前で、左車線は出口へ直結、中央車線は出口へ流出するクルマと本線を通過するクルマの双方が走るようになりました。
これ以降、上り線の筑紫野IC~太宰府ICにおける交通集中による渋滞は大幅に減少したとのこと。2019年度には計229回の渋滞が発生していたのが、2021年度は実に18回まで減少しています。夕方のピーク時間帯における太宰府IC周辺の平均速度は最大26km/h改善したということです。
太宰府ICは、福岡都心部や空港へ通じる都市高速と接続しており、九州道はこのICを境に交通量が大きく増えることから、南の久留米ICまでの間が片側3車線になっています。コロナ前の上り線は筑紫野IC~太宰府IC間を走行する1日約5万台のうち、約3万台が太宰府ICから流出していたとか。このため夕方を中心に、太宰府IC出口付近を先頭とする渋滞が発生していました。
【了】
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