東九州道「鹿児島~志布志」つながる 一挙19.2km7月開通 大阪へも時短に

「さんふらわあ」利用者にとっては待ってましたの開通!

鹿屋串良JCT~志布志IC 一挙19.2km開通

 国土交通省九州地方整備局 大隅河川国道事務所は2021年5月28日(金)、鹿児島県内の東九州自動車道 鹿屋串良JCT~志布志IC間19.2kmを、7月17日(土)に開通する見込みであることを発表しました。

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さんふらわあのフェリーが発着する志布志港。東九州道の開通で鹿児島市までが時短となる(中島洋平撮影)。

 今回の開通により、大隅半島の太平洋に面した国際港のある志布志市と、鹿児島市が高速道路で直結します。仮称だったICの名称は、それぞれ志布志IC、志布志有明IC、大崎ICに決定しました。

 志布志港は南九州の畜産品・農産品の一大集積地であるほか、大阪港とのあいだに、フェリーさんふらわあが大型カーフェリーを運行しており、鹿児島~大阪間の時間短縮にもつながります。

 今回の開通区間は、2020年7月の豪雨で大規模に被災したこともあり、開通が遅れていました。なお志布志ICは、北の宮崎県都城市へ通じる都城志布志道路とも接続しており、志布志から鹿児島、都城双方へ高規格道路が通じることになります。

【了】

【地図】開通区間の位置

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