米軍のゲタ車「ハンヴィー」ついに顔変わる 誕生から40年 新型の実力は

誕生当初と比べると重量は2.5倍以上にアップ。

徹底的に生残性を高めた最新型ハンヴィー

 アメリカの自動車メーカー、AMゼネラルは2022年6月13日から17日にかけてフランス・パリで開催される国際的な防衛・安全保障見本市である「ユーロサトリ2022」に、新型の軽量戦術車両「ハンヴィーセイバー(HUMVEE SABER)」を展示することを明らかにしました。

「ハンヴィーセイバー」は、AMゼネラルは40年近くにわたって製造してきた汎用4輪駆動車「ハンヴィー」の最新モデルとして2020年に発表したもので、従来は「NXT360」などと呼ばれていたタイプです。

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AMゼネラルが開発した軽量戦術車両「ハンヴィーセイバー」(画像:AM General)。

 従来の「ハンヴィー」と比べて乗員防護力やサバイバビリティ、悪路走破性、ペイロード容量などが向上しているのが特徴とのこと。これら性能向上を果たすために車両総重量は重くなっているものの、エンジン出力も向上しているため、結果として機動性やハンドリング性能は良くなっているといいます。

 具体的な数値は、重量約6.4tの車体に出力205馬力の水冷V型8気筒ターボディーゼルを搭載。これに前進4速の電子制御式オートマチック変速機を高低2段の副変速機とともに組み合わせており、燃料95リットルで最大400km強の航続距離を有しているそうです。

 乗車人員はカーゴタイプ(ピックアップタイプ)が2名、汎用仕様が4~6名とのこと。これに各種装備を備えることが可能で、ウェブサイトではUAV(ドローン)の運用プラットフォームとして使われる姿なども公開されていました。

 AMゼネラルによると、今後、さらに軽量戦術車両としての重量最適化を図っていくとのことで、多国籍自動車企業ステランティス N.V.(旧フィアット・クライスラー・オートモービルズ)と戦略的パートナーシップ構築に向け取り組むとしています。

【了】

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