国道1号「清水立体」2026年部分開通へ進行中 静岡市内最後のボトルネック どんな形に?

半世紀越しの計画がようやく実現しつつあります。

橋脚と橋げた工事が着々と進む

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橋脚が姿を現している清水IC周辺の国道1号(画像:Google Earth)。

 静岡市街を北側に高架でバイパスする、国道1号「静清バイパス」。そのなかで唯一地上区間が残っている清水インター周辺の2.4kmで、高架化工事が進行しています。

「清水立体」と呼ばれるこの事業は静清バイパスの一環として1968(昭和43)年から進められていますが、開通めどが立ったのは今年3月で、「東京方面が2026年春に開通」と正式に発表されました。

 具体的な事業区間は、清水IC西交差点からはじまり、横砂地区で東海道新幹線の高架をくぐる手前まで。西久保・庵原・尾羽・横砂北など、大通りとの交差点が連続し、平均旅行速度は20km/hを下回るなど、慢性的な渋滞区間となっていました。高架化により、これらの交差点をすべて解消します。代わりに尾羽交差点と横砂交差点にインターチェンジが設置され、バイパスと一般道との接続が行われます。他区間と同様、側道は片側2車線ずつが確保されます。

 開通すれば、この区間だけで5分の時間短縮が図られ、交通死傷事故もおよそ1/4に減少すると見込まれます。

 気になるのは現在の進捗。2022年5月の時点で、36か所ある橋脚・橋台はすべて完成もしくは着工済み。橋げたも半分以上にあたる18径間で工事が進められています。

 工期を短縮する工夫として、橋脚の梁(上部の張り出し部分)を鋼製にしてコンクリートの養生待ちを無くしたり、橋げたをある程度の完成形まで工場で製作しておき、巨大なトレーラーで運搬してくるなど、ダイナミックな取り組みも行っています。

【了】

【工事が進む「清水立体」のルートと進捗】

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