伊丹空港に「国内初」 革新的な搭乗橋出現 旅客にとってもメリットあり? 27日から

すげえ時代になったもんだ!

AI活用の「フルオートシステム」

 伊丹空港に2022年6月27日より、国内初という画期的な搭乗橋(ターミナルビルと航空機をつなぎ、搭乗と降機する際に使用する可動式の通路。ボーディング・ブリッジとも)が2基、導入されます。これらの搭乗橋にはAI(人工知能)を活用し、旅客機に橋を完全自動装着する「フルオートシステム」が導入されています。

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伊丹空港(乗りものニュース編集部撮影)。

 伊丹空港のターミナルビルを運営する関西エアポートによると、既存の搭乗橋は人が操作するため、装着の精度が個人の技量に左右されるの対し、この新たな搭乗橋では、AIと画像認識技術により機体のドアを認識することで、搭乗橋の装着完了までをボタン操作一つで完全に自動化するとのこと。開発・設置は新明和工業が担当しています。

 関西エアポートはこの搭乗橋の設置により、装着ミスなどの際にやり直しなどが無くなることで、定刻運航の維持、旅客の機内待ち時間短縮にもつながるほか、ヒューマンエラーの防止による安全性の向上が実現できるとしています。

【了】

【写真&図】サッと理解する伊丹空港の「フルオート搭乗橋」

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