中国、エアバス旅客機を“爆買い”する 中国4社、300機近くの「A320」を一挙購入 総額が桁違い
もうとんでもない金額…。
過去最大級の大量発注とも
中国国際航空・中国東方航空・中国南方航空・深セン航空が、ヨーロッパの航空機メーカー、エアバス社と合計292機の受注契約を2022年7月に締結しました。
今回4社から注文を受けたのは、エアバス社のベストセラー旅客機「A320neoファミリー」。新世代のエンジンと、上方に跳ね上がった主翼端「シャークレット」の搭載で、従来と比べ少なくとも20%の燃料とCO2の節約、および50%の騒音低減を実現する旅客機といいます。
現地メディアなどによると、中国東方航空が100機、中国南方航空が96機の「A320neoファミリー」を購入。その発注額は計370億ドル(約5兆円)を超え、過去最大級の大量発注であると報じられています。なお、エアバスは今回の注文を「中国の航空市場の回復傾向とさらなる成長見込みを裏付けている」としています。
なお、2022年5月末時点で、中国の航空会社で就航しているエアバスの旅客機は2070機超にものぼるとのことです。
【了】
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