都バスが富山で「冷凍餃子店」になっていた!? お代は運賃箱へ 高速バス会社の珍副業なぜ?
「餃子バス」子供の反応は抜群!
――バスを活用した無人店舗の反応はいかがでしょうか?
西村社長:販売開始から近所の方はもちろん、何度も足を運ぶ方もおられ、ありがたいことです。特に親御さんがお子さんに、運賃箱(料金箱)にお金を入れるように教えている姿を見たときは「これこれ!」とうれしくなり、ついつい「ご乗車ありがとうございます!」と言ってしまいます。
無人店舗と言いながらも、社員みんなが“餃子バス“を気にかけてくれます。落ち着いたら、社員みんなで餃子パーティーを開催したいと思います。
――本業のバス事業を含め、今後の展開などはいかがでしょうか?
西村社長:富山の魅力を地元の方にも知っていただくために乗務員が考案した「TOYAMA LOVEツアー」を発売中です。先日はイルカ交通創業の地・小矢部市(高岡市の西隣)の名所を巡るツアーを発売したところ完売!御一人での利用も多く、予想を上回る好評でした。さらにご利用いただければと思います。
またコロナ禍の新路線開設となった高速バス高山線は現状なかなか大変ですが、岐阜高山の濃飛バス様が共同運行していただけるおかげで維持しております。当社では高山で北陸の発信をと思い、高山に「Information Cafe RYU」をオープンし、行ってみたいと感じられるよう、いろいろな商品を企画しております。
当社のイメージカラーの黄色いバス、私は「ハッピーイエローバス」と思っています。ご乗車いただいたお客様、黄色いバスを見かけた方、社員がハッピーな気持ちになることが1番かと日々思っています。
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