「名阪国道」周辺道路の改良も進む 直結の“重要物流道路”伊賀~名張ルートが拡幅

伊賀と名張をひとつにする道路です。

名張から名阪国道使いやすく

 三重県が進めていた国道368号の拡幅事業が2022年7月13日に一部完成し、4車線化されました。

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4車線化された国道368号伊賀市内(画像:三重県)。

 伊賀市~名張市の盆地を南北に貫く国道368号の拡幅事業は、名阪国道の上野ICから、名張市の国道165号までのあいだ14.2kmで進められています。これにより名阪国道と名張方面の行き来がスムーズになります。

 今回4車線化されたのは伊賀市の上之庄南交差点から山出団地入口交差点までの1.1km。伊賀市内の4車線区間は、合計で4.8kmになりました。

 4車線化区間では、伊賀市・名張市の二次救急医療機関である岡波総合病院への緊急搬送がスムーズになるほか、上之庄南交差点や山出団地入口交差点で発生している渋滞の緩和が期待されるといます。

 また、今回の区間を含む名阪国道上野ICから名張市の八幡工業団地までは、国の「重要物流道路」に指定されており、4車線化により物流機能の向上と企業立地の促進が期待されるということです。

 なお、名阪国道でも、狭いICの改良や安全対策などが行われています。三重・奈良の一大物流ルートである名阪国道と、周辺道路の改良が並行して進んでいるようです。

【了】

【伊賀~名張 国道368号の4車線化区間 画像で見る】

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