いよいよ「何もない駅」返上?「高輪ゲートウェイ駅」急ピッチで建設すすむ現在

最終的に高輪エリアはどうなる?

 このエリアの最終形態は「高輪ゲートウェイシティ(仮称)」で、現在「空白地帯」となっている敷地に、複合棟3棟(地上29~31階)、文化創造棟(地上6階)、住宅棟(地上44階)の計5本のビルが南北に並んでそびえ立ちます。それらを緑化デッキが有機的につなぎ、ひとつの「街」を形成します。

 再開発は、都営浅草線・京急本線の泉岳寺駅にもおよびます。地下ホームは拡幅され、駅ビルはゲートウェイシティと一体となって、歩行空間で結ばれます。こちらは2023年ごろから工事が始まる予定となっています。

 街の完成時期は、まず高輪ゲートウェイ駅前のエリアが、約2年半後の2025年3月の予定。「複合棟1(North・South)」という2本のビルが開業し、駅の東側へ直結する歩行者通路が設置されます。これをもって、高輪ゲートウェイ駅は「全面開業」となります。

 その他の区画も、開業は2025年度内。つまり、「何も無い」高輪ゲートウェイ駅周辺は、3年後には構造物が地上空間を埋め尽くす「都会」となっている可能性があります。

【了】

【高輪ゲートウェイ駅周辺の現在&最終形態】

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コメント

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1件のコメント

  1. 芝浦側に出口作って欲しいんだが