北陸新幹線「福井駅」内装完了でほぼ完成形「格調高い和の空間」あとは電気工事

モダンながらシックで落ち着いた雰囲気です。

福井の中心となる新幹線駅

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北陸新幹線の福井駅駅舎(画像:鉄道・運輸機構)。

 北陸新幹線の延伸区間(金沢~敦賀)の建設の進捗について、鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)は2022年8月26日(金)、福井駅の駅舎の建築工事が完了したと発表しました。

 敦賀への延伸開業を2023年度末に控え、各所で工事が大詰めを迎えています。福井駅は2020年10月から駅舎の建設が本格化。昨年10月には外構工事が完了し、内部を地元やメディアへ公開。そのあと、内装や設備工事が進められていました。
 
 福井駅のデザインコンセプトは「太古から未来へ~悠久の歴史と自然がみえる駅」。ガラス主体のモダンで洗練された構造ながら、木の温もりが感じられ、格調高い「和の空間」が広がる駅構内となっています。

 公開された画像では、すでにホームに駅名標やホーム柵も設置済み。あとは照明やエレベーターを含め、電気設備系の工事が控えています。

 福井駅は新幹線でも唯一となる「ホーム1本、線路2本」というシンプルな構造。2階コンコースで在来線構内と接続される計画となっています。

【了】

【完成間近「北陸新幹線 福井駅」の工事状況】

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