“ミサイル射程圏内”グアムの最新防衛事情 楽園の島に迫る脅威は「全て撃ち落とす」

北朝鮮の弾道ミサイルが、グアムを射程に収めるようになってしまいました。中国の巡航ミサイルによる脅威も高まってきています。日本人には馴染み深い南の島グアム、その防衛の現状と、今後の展望について解説します。

脅威度高まるグアム その防衛の現状

 しかし現在、グアム島の安全性は徐々に低下しつつあります。というのも、北朝鮮が「火星12」のような射程の長い弾道ミサイルを開発し、中国が弾道ミサイルに加えて航空機や艦艇から発射可能な長射程巡航ミサイルを配備するなど、グアム島を比較的容易に攻撃可能な兵器が登場し、有事の際に攻撃を受ける可能性が高まっているからです。そのため、アメリカはグアム島を防衛するための施策を推し進めています。

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グアムに配備されたTHAADシステムの発射器(画像:アメリカ陸軍)。

 現在のところ、アメリカがグアム島に配備している防衛システムは、落下してくる弾道ミサイルを迎撃するための装備であるアメリカ陸軍の「THAAD(終末高高度防衛)」のみで、これに加えてアメリカ海軍のイージス艦が随時、防衛にあたっています。

 しかし、これでは能力が向上する北朝鮮の弾道ミサイルや中国の巡航ミサイル、さらに迎撃が難しいとされる極超音速兵器への対処が難しいため、アメリカはこれらに加えてさらなる防衛システムの配備計画を進めています。

【画像】アメリカの「ミサイルを落とすミサイル」SM-6

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コメント

1件のコメント

  1. グアムに導入するのは、IBCSというネットワークでさまざまな防空アセットをオールセンサー、オールシュータ化するもの。これまで様々なミサイルシステムは自分のレーダーを使ってしか探知、誘導できなかったが、このネットワークに加入したすべての加入者のレーダー情報を利用して探知、誘導が可能となる。例えばF35のレーダー情報でPAK3ミサイルの発射、誘導ができる。これにより今まで自分のレーダーの性能や死角に制約されていたミサイル発射が飛躍的に広範囲になり、結果として360度死角がなくなる、というものです。日本にもこんなのがあればなあ。。

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