「準特急」なぜ阪急で復活? ネットでは”温度差”のワケ「快速急行」を捨てて得たものは

阪急が12月のダイヤ改正で新種別「準特急」を導入します。首都圏では京王で最近まで使われていたものの、他社ではほぼ例がなかった珍しい種別名が、なぜ今、阪急で登場するのでしょうか。

ネットで賛否両論の理由は

 京王の準特急を惜しむファンから「準特急」を歓迎する声が上がる一方で、SNS上では「準急とどう違うの?」「色々多すぎてどれが速いかわからない」「一旦シンプルになったのにまた増えてきた」という困惑にくわえ、「やっぱり速いのは『快速急行』がいい」「いかにも速そうな名前だったのに」と、「快速急行」の消滅を残念がる声も少なくありません。

 それもそのはず、関西私鉄で「快速急行」は一般列車の最優等種別、もしくは特急の次の上位種別として多くの路線に使われているからです。大手私鉄で見ると以下のとおり。

●阪神

特急と並んで優等列車の上位。特急停車駅を快速急行が通過する例も。

●阪急

神戸線・京都線で採用、各種特急に次ぐ上位種別。

●南海

高野線で採用、無料列車としては最優等種別。

●近鉄

大阪線・奈良線で採用。無料列車としては最優等種別。どちらも大阪都心から奈良県内までノンストップ。京都線でも一時期採用され、丹波橋~大和西大寺間ノンストップ。

●京阪

特急に次ぐ優等種別。2008年の中之島線開業で誕生し、京都側は特急、大阪側は急行を引き継いだ停車パターン。

 このように、関西では「JRの新快速、私鉄の特急・快速急行」という、「速さのトップクラス」のイメージを担っていることがうかがえます。そうしたなか、阪急の「準特急」は、京王のように「特急の補佐役」としてのデビューを迎えます。

 ちなみに、「準特急」の他にどんな種別名称の候補があったのか尋ねたところ「いくつかあったようですが、詳細はお答えできません」とのことでした。

【了】

【ダイヤ改正後の種別と停車駅一覧】

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コメント

1件のコメント

  1. >今回のダイヤ改正で同時に行われる、座席指定サービスの開始

    間違い。座席指定サービスは2024年に京都線で開始予定。

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