ANA機の座席カバー、なんと「靴」に! ”元座席感”も残るこだわり仕様とは 実は普通の布より靴向き?
ルームシューズに変身で廃棄量どれだけ変わる?
ANAによると、おおむねMサイズのルームシューズがシートカバー1枚、Lサイズ、LLサイズのものがシートカバー2枚分の生地量から構成されているとのこと。客室のシートカバーは1000枚ほど破棄されているなかで、100から200枚ほどがこのシューズに生まれ変わる計算なのだそうです。
シートカバーからシューズを作る作業は、スリッパ生産量で日本一を誇る山形県にある工場で行われています。すべて職人の手作りで製造されたもので、「シートカバーから製品にできる部分を目で確認し、生地の特性を活かしながら、型取り、裁断、ミリ単位での縫製をすべて手作業で仕上げている」としています。担当者はシューズの特徴を「履くと温かみを感じる履き物となっている」としているほか、クッション感性の高い履き心地が特徴です。
このルームシューズの発売は、ANAグループのサスティナビリティへの取り組み「ANA アップサイクルプロジェクト」の第1弾。この取り組みにより同社は「廃棄物の削減や資源の有効活用といった環境に配慮した持続可能な社会づくりにつなげ、今後も、お客様と共に SDGs活動に参加できるビジネスモデルを構築し続けます」とコメントしています。
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おっさんの垢と寝汗が長年染み付いたゴミによくこんな金額払って買おうとするやついるな