ANA国内線上位クラス機内食、5年ぶり大刷新! どう変化? 食べごたえUP 容器の中は“食の国境超え”

食べる以外にも楽しみがあるそうで。

昼食・夕食は洋食も!

 ANA(全日空)国内線の上位クラス「プレミアムクラス」の機内食が、2022年12月よりリニューアルします。刷新は2017年以来、5年ぶりとなります。

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リニューアルされたANAのプレミアムクラス機内食(乗りものニュース編集部撮影)。

 新メニューは朝食と昼・夕食で新コンセプトのものを導入。これらは利用者のアンケート内容などに基づいたものとのことで、全体的に「食べごたえ」がアップしているといいます。たとえば、新メニューの朝食ではサンドイッチを提供しますが、現行のように一口サイズにカットせずに提供されます。また新メニューのひとつ、厚焼き玉子が入ったサンドイッチは、卵焼きもパンと同じくらいの厚みを持たせたものに。また現行のものは和食がメインだった昼食・夕食メニューは、洋風のメニューも取り入れられ、和洋さまざまなメニューを食べられるように刷新されました。

 また、担当者によると、メニュー内容も「冷たくても美味しいもの」を目指したそうで、このことで「温め直しをする3分の時間がない分、お客様にお食事を早くお届けできます。このことで、お客様が機内でよりゆっくり過ごしていただけることにつながります」としています(一部路線では温かいメニューも提供される)。

 新メニューは“食べる”だけではない楽しみ方も加わります。新機内食の中にはメニューカードも添付され、それをQRコードで読み取ると、ANA機内食シェフによるメニューの解説やこだわりなどをスマートフォンなどで見られるようになります。「食べるだけではなく、“知って”お食事を楽しんでいただければ」。ANAの矢澤潤子取締役執行役員はこのように話します。

 食事を格納する容器も、使い捨てプラスチック容器から、紙製の容器やリユース品に変更。このことで、機内の使い捨てプラスチック使用量の約1割にあたる年間約158トン(2019 年度実績)の廃プラスチック削減を実現し、環境負荷への軽減も図られるとのことです。

【了】

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