新型プリウスは“スーパーカー”? 「めっちゃ速い!」 これは庶民のクルマなのか

開発コンセプトからして、やっぱりプリウスだ!

 会場でプレゼンしたトヨタのクルマ開発センター デザイン領域統括部長のサイモン・ハンフリーズさんによると、バッテリーEVが普及するなかで「いつまでハイブリッドを作り続けるのか」という問いのなかで新型は開発されたといいます。

 プレゼンの冒頭では、世界初の量産ハイブリッドカーであるプリウスが25年のあいだで、いかにCO2削減に貢献したかが紹介されました。プリウスは「みんなの手が届くエコカー」であり、「明日からではなく今日から」カーボンニュートラルに貢献できる選択肢として、残さなければならない、といった思いがあったそうです。

 しかし、燃費やCO2削減の「数字」だけでなく、エモーションで選ばれる、愛されるクルマーーそうしたコンセプトが、「一目惚れするデザイン」と「虜にさせる走り」を両立する今回の新型に結実しました。

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コックピットはフルデジタル化(乗りものニュース編集部撮影)。

 この新型は2023年春の発売予定。具体的な価格は明かされておらず、今冬に発表予定です。

 ちなみに、車高や重心を下げたスタイリングのため、車内の天井もやや低めです。その分、一部グレードにオプションで用意されるという「パノラマムーンルーフ」の解放感に期待したいところです。

【了】

【新型プリウス実車を写真で見る】

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コメント

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2件のコメント

  1. 例のシフトポジションの錯覚を起こす殺人シフトノブは改良されたのか?

  2. エコカーでシニアカーが何でスーパーカーなんだ。
    エコカー減税は返上するんだね。