超閑散路線「JR只見線」満喫は"ワンチャンス"!? 青春18きっぷ泣かせの"難所"攻略法は

福島県と新潟県をむすぶJRローカル線・只見線は、JR東日本でも有数の秘境路線です。本数は極めて少ないですが、「青春18きっぷ」を活用する場合、どう訪問すればいいでしょうか。

JR線トップクラスの閑散路線「只見線」

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只見線の気動車(画像:写真AC)。

 東北地方のJRローカル線でもトップクラスの秘境度を誇るのが、福島県と新潟県をむすぶ只見線です。

 会津若松駅から上越線の小出駅をむすぶ延長135.2km・35駅間の路線で、只見川沿いに点在する集落のほかは延々と山岳地帯を走り続けます。

 需要の希少さから運行本数は極めて少なく、1日3往復しかありません。これは1971(昭和46)年の全通当時から変わらず、半世紀にわたって「秘境路線」の座を維持しています。

 このように乗車計画を立てるだけでも大変な只見線、「青春18きっぷ」などで訪問する際、事前に十分なスケジュールを立てる必要があります。

昼間の訪問は1往復のみ

 只見線は先述のとおり1日3往復ですが、そのうち2往復は早朝と夕夜間で、明るいうちに通過できるのは1往復のみのチャンスしかありません。

【西行き】
●会津若松6:08→小出10:41
◎会津若松13:05→小出17:47
●会津若松17:00→小出21:26

【東行き】
●小出5:36→会津若松10:32
◎小出13:12→会津若松17:24
●小出16:12→会津若松20:55

この「昼間の1往復」に効率的に到達するには、各拠点からどう訪問すればいいのでしょうか。

【只見線のルートとダイヤ 「秘境」車窓風景】

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