次期戦闘機の共同開発「なぜイタリアも…」は過小評価? 日本も世話になっている欧州の巨星 その実態

次期戦闘機の開発をめぐり、日・英・伊が共同で取り組むこととなりました。かねて日英の共同になると言われていたなか、イタリアが入ったことを意外に思う向きもありますが、経緯を振り返れば参画は必然ともいえます。

日本もお世話になっているイタリア兵器

 ネットニュースのコメント欄では、イギリスはともかくイタリアの参加を不安視するコメントも見受けられましたが、筆者はこのコメントをされた方は、イタリアの実力を過小評価していると感じました。

 イタリアでGCAPの機体と電子機器の開発主体となるレオナルドは、1948年にイタリアの産業復興公社が行った航空機メーカーや防衛装備品メーカーなどの再編・統合計画によって誕生した総合重工業メーカーのフィンメカニカを前身とする企業です。

 アメリカの軍事専門紙「ディフェンスニュース」は、毎年世界の防衛企業(総合重工メーカーは防衛部門のみ)の売上高ランキングを発表していますが、2021年の業績を基にした2022年の最新版ランキングで、 イタリアでGCAPの機体と電子機器の開発主体となるレオナルドはエアバス(16位)や三菱重工業(24位)などを上回る12位にランキングされています。

 また、レオナルドが開発・製造した製品は日本国内でも広く使用されています。

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護衛艦「あぶくま」。艦首の76mm砲を開発したオート・メラーラは現在ではレオナルドの一部門(画像:海上自衛隊)。

 海上自衛隊のMCH-101掃海・輸送ヘリコプターとCH-101輸送ヘリコプターは、レオナルドのヘリコプター部門、レオナルド・ヘリコプターズが開発したAW101ヘリコプターをベースに開発され、川崎重工業でライセンス生産されています。また、海上自衛隊のあぶくま型護衛艦やはやぶさ型ミサイル艇などの主砲である76mm単装砲を開発したオート・メラーラは、現在ではレオナルドの一部門になっています。

【!!】レオナルドが発表した「次期戦闘機」最新イメージ画像

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コメント

3件のコメント

  1. Grobal → Global。まだ間違ってる。

    • ご指摘ありがとうございます。修正しました。

  2. 正直イタリアと共同開発と聞いてプロペラ機になるのかと思いました。

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