鉄道「雪で計画運休」相次ぐ 「積雪少なくとも」1年前の教訓
ドカ雪だからというだけではないようです。
昼間運休の上越線 夜運休の札幌圏
2023年1月12日(木)は、JR上越線の豪雪区間にあたる水上~六日町間で、10時頃から16時頃まで運転見合わせが予定されています。集中的な計画除雪を行うためです。上越線の除雪に伴う計画運休は、1月に入りたびたび実施されています。
JR北海道では、同じく除雪のため、札幌圏の路線で1月7日(土)から2月26日(日)の毎週土曜から日曜にかけての夜間~早朝時間帯における一部列車を運休。土曜の札幌発終列車も一部繰り上がっています。なお、上越線含め、いずれのケースでも代行輸送は実施されません。
JR北海道によると、全道各地の駅構内で1日あたり1100人の除雪係員が、昼夜を問わず除排雪作業を実施しているといいます。それでも、2022年2月の札幌圏の大雪では急な大雪により多くの列車が運休になりました。
「これまでは、大雪が降ってから急遽列車を運休して除雪作業を実施していましたが、2023年1月~2月は札幌圏の列車をあらかじめ計画的に運休して除雪作業時間を確保し、急な大雪に備えるべく予防除雪を徹底してまいります」。JR北海道はこのように説明しています。
加えて、「積雪が少なくとも、急な大雪に備えた計画的な駅構内の除雪作業を実施します」としており、現在のところ、積雪量が少ないことによる運休の取りやめは考えていないとしています。
【了】
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