旧ソ連のゼロ戦か? “最も偉大な”戦闘機「Yak-1」の初飛行日 大戦に間に合って戦果 -1940.1.13

83年前の1940年1月13日、旧ソ連の戦闘機「Yak-1」が初飛行しました。

防御力皆無だけど扱いやすい名機

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旧ソ連の戦闘機「Yak-1」(画像:サンディエゴ航空宇宙博物館)。

 第2次世界大戦中の1940年1月13日。旧ソ連の戦闘機「Yak-1」が初飛行しました。ヤコヴレフ設計局が手がけた、「Yak」コードネームを冠する最初の飛行機です。

 Yak-1が登場するまでは、1933年にデビューしたI-16などが旧ソ連の主力戦闘機でした。しかし当時は早いテンポで軍用機が発達していた時期であり、1935年を超えると早くも時代遅れ感が否めなくなります。そこで、イギリスやドイツなどの新鋭戦闘機に対抗できるよう、新型機の開発がスタートしました。

 既存のI-15やI-16といった戦闘機と比べると、一転してスマートな流線形のデザインとなったYak-1は、最高速度569 km/hを記録。主翼などに木材や樹脂を活用した軽量ボディも機動性を高める一因となっていました。

 最終的に8700機が生産され、第2次世界大戦における対ドイツ戦の分水嶺ともなったスターリングラード攻防戦の前後で大々的に投入され、ドイツ軍機に対抗可能な優秀機として次々と戦果を挙げていきました。

 同じく新世代の戦闘機として第2次世界大戦の主力となった、旧日本軍の「零戦(零式艦上戦闘機)」と比較すると、Yak-1はおおむね9か月遅れで初飛行を迎えています。しかも零戦と同様、様々な改良が加えられて第2次世界大戦の全期間を通じて旧ソ連軍で運用されました。ただ、零戦と違うのは、派生型としてYak-3やYak-7、Yak-9などの発展型が開発・生産された点です。これら派生型まで加えると、Yak-1ファミリーはトータルで3万6500機あまりも造られています。

【了】

【「Yak-1」とその発展型戦闘機たち】

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コメント

1件のコメント

  1. 防弾ガラスは無いけれど、操縦席背面装甲版と自動防漏燃料タンク、燃料タンクの開いた部分に不活性ガス(エンジンからの排気ガス)を送り込む「防御力」は最初の生産型から備わっていたんですけど?

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