珍機「地下にトイレがある激長胴旅客機」まさかの増備! 退役濃厚から復活…なぜ? ルフトハンザ

A340-600増備の理由は座席構成?

 退役寸前だったルフトハンザ航空のA340-600が相次いで運用に復帰しているのは、その座席構成を理由としています。

 現在同社では、ファーストクラスの需要が高まりを見せているとのことですが、現在同社で運用中の旅客機で、ファーストクラスを搭載しているのは、ボーイング747-8のみとなっています。A340-600の運用復帰によって、このファーストクラス需要の取り込みを狙うと見られます。

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下から見たルフトハンザ航空のエアバスA340-600(柘植優介撮影)。

 複数の航空メディアによると、今回復活する5機のA340-600は、フランクフルトを拠点とする長距離国際線へ投入される見通しとのこと。

 一方でルフトハンザ航空では、ファーストクラスを搭載した最新機材「A350-900」を今後受領する予定。それにともなってA340-600はその役目を終えると見られています。この“隠れた珍旅客機”の増備は、一時的なものと見たほうが良さそうです。

【了】

【長~~~すぎるべ!】元”世界最長機” A340-600の全貌

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