道路版“セノハチ”越え完成 国道2号「東広島バイパス」17kmが3月全通 めっちゃ時短!

すごいバイパスになりそうです!

東広島バイパス+安芸バイパス=東広島バイパス 全線開通!

 国土交通省 広島国道事務所は2023年1月16日(月)、整備を進めていた国道2号「東広島バイパス」9.6kmの未開通部と、「安芸バイパス」7.7kmが3月19日(日)に開通すると発表しました。

Large 230116 hiroshima 01

拡大画像

建設中の安芸バイパス(2022年11月)。上大山地区から東広島方面をのぞむ(画像:広島国道事務所)。

 東広島・安芸バイパスは、海田町から瀬野(広島市安芸区)を経て八本松(東広島市)に至る高規格道路です。八本松から東は「西条バイパス」として開通済みです。東広島バイパスの未開通部である海田西IC~海田東IC間1.6kmならびに、瀬野西IC以東と安芸バイパスの全線にあたる8.4kmが、今回一挙に開通することとなりました。

 瀬野から八本松にかけては、市境の大山峠を越える急勾配地点で、並行するJR山陽本線では「瀬野八(セノハチ)」として、昔から機関車泣かせの難所として知られていました。道路においては広島と三原・尾道とを結ぶほぼ唯一の一般幹線道路であることから各所で渋滞が多発しているほか、狭隘・急カーブ・急勾配、異常気象時の通行止めといった課題を抱えていました。

 これらを一気に解決する高規格道路が完成し、広島方面はさらに新広島バイパスへとつながり広島市役所へ直結。東広島市~広島市間の所要時間は一気に約30分短縮の約46分になるといいます。

 なお、開通後は東広島バイパス・安芸バイパス両路線を合わせて「東広島バイパス」の通称で案内するそうです。

【了】
※一部修正しました(1月17日9時00分)。

【こりゃ生活変わる!】全線開通する「東広島バイパス」(地図)

テーマ特集「【記事まとめ】高速道路、バイパス 次に開通するのはどこ?工事の進捗は?【道路計画特集】」へ

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

1件のコメント

  1. 国道2号バイパス(関門トンネルを含む)はE93でしょうか?それともR2Bでしょうか?