新幹線オフィス車両 全席指定の「TRAIN DESK」として本格導入 一般席と区別 3月から東北・上越など

全列車で、事前に当該号車の指定席券を購入することとなります。

3月20日からリニューアル

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東北新幹線のE5系電車(画像:JR東日本)。

 JR東日本・JR北海道・JR西日本は2023年1月24日(火)、東北・北海道・上越・北陸新幹線の8号車で実施中の「新幹線オフィス車両」について、全席指定として「TRAIN DESK」へリニューアルすると発表しました。開始は3月20日(月)で、平日のみ実施されます(GW・お盆・年末年始のぞく)。

「新幹線オフィス車両」はテレワークができる車両として、2021年11月に開始。「携帯電話の通話はご遠慮ください」「会話は周囲にご配慮ください」といった電車内ならではのルールを緩和し、Web会議も可能となっています。

 これまでは、「はやぶさ」「はやて」は8号車の指定席券をもつ利用者が使用可で、それ以外の列車では新幹線特急券を持っていれば誰でも利用できる自由席となっていました。

 今回のリニューアルで全席指定となり、券売機で新幹線特急券を購入する際に「一般席」「TRAIN DESK」と選択する画面が出るようになります。

 その他新サービスとして、東京駅と仙台駅で、Wi-Fiルーターや折り畳み式仕切り板などの貸出が試行導入される予定です。

 対象列車は、こまち・つばさ・つるぎ以外の4路線すべての指定席列車。東北・北海道新幹線は7号車、上越・北陸新幹線は9号車に設定されるようになります。なお、料金は一般席と変わりません。

【了】

【「TRAIN DESK」の座席指定の方法】

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