中国版MRAP「耐地雷防護車両」 マリ派遣PKO部隊で運用を開始

この種の車両も外国へ輸出するのでしょう。

中国PKO部隊が用いる紛争地帯向け新型装甲車

 中国(中華人民共和国)国防部は2023年1月末、アフリカ大陸北西部のマリで活動中の第10次マリ平和維持部隊(PKF)に、新型の耐地雷防護車両が配備されたと発表しました。

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マリで活動中の第10次マリ平和維持部隊に配備された新型の耐地雷防護車両(画像:中国人民解放軍)。

 中国メディアによると、この種の車両が海外派遣部隊に配備されるのは初めてとのこと。説明によると、このタイプの装甲車は、国連平和維持(PKO)任務のニーズに合わせて設計・開発されているため、既存の装甲車と比べて人員の保護や通信、電磁干渉、警戒監視などの機能に優れるほか、IED(即席爆発装置)に対する防御力も高いといいます。

 構造的には「MRAP(Mine Resistant Ambush Protected:エムラップ)」と呼ばれる耐地雷・待ち伏せ攻撃防護車両に分類されるタイヤ駆動の装甲車、アメリカ製の「クーガー」などに近似した外観をしています。ゆえに、同じような任務に用いるべく開発された軍用車両のようです。

 なお、中国国防部では、同車を歩兵部隊に配備し、巡回警備や、トラブルシューティングなどに用いるとしています。

【了】

※誤字を修正しました(2月10日11時35分)。

【写真】中国版MRAPとアメリカ製「クーガー」を見比べ

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コメント

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2件のコメント

  1. はいまーすとかえむらっぷとかまんぱっづとかアクロニムばっかつかって、マスクも言ってるけど何意味してんだかわかんないしきもちわるいよね。アルファベット言語の限界だな。

  2. ベストカーのレンダリング並みに許せないデザインのグリルしてますね