インド陸軍向け「アパッチ」攻撃ヘリ タタHD工場で組み立て開始 ボーイング

インドでは空軍と陸軍の両方でアパッチを使うんだとか。

タタとボーイングの合弁企業で組み立てへ

 アメリカの航空機メーカー、ボーイングは2023年2月9日、インドの一大企業であるタタグループとの合弁会社「タタ・ボーイング航空宇宙リミテッド」(TBAL)のハイデラバード工場において、初のインド陸軍向け「アパッチ」攻撃ヘリコプターの胴体を納入したと発表しました。

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インド空軍が運用するAH-64E「アパッチ」攻撃ヘリコプター(画像:インド空軍)。

 この胴体は、インド陸軍が2020年に発注した6機のAH-64E「アパッチ」ヘリコプターの最初の1機です。説明によると、すでにTBALは米本土アリゾナ州メサにあるボーイングのアパッチ最終組立ラインに対して190機以上分の部品を納入した実績があるとのこと。そういった経緯からボーイングはTBALをインドにおける事業上の重要な製造拠点に指定しているそうです。

 これに関連し、ボーイングでは2月13日からインドのバンガロールで開催される航空ショー「エアロインディア2023」に、AH-64のフライトシミュレーターを設置するとしています。

 なお、インドでは陸軍に先行して空軍がAH-64E攻撃ヘリコプターを22機導入し、運用しています。

【了】

【地の色見たことある?】未塗装のAH-64「アパッチ」攻撃ヘリの胴体ほか

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