JRが廃止届提出「金沢~敦賀」2024年春から新会社へ移管「北陸本線」わずか46kmに

北陸本線は米原~敦賀間45.9kmになります。

ついに正式な手続きに

 JR西日本は2023年2月28日(月)、北陸本線の金沢~敦賀間130.7kmについて、廃止届を国土交通省北陸信越運輸局へ提出しました。廃止日は2024年春ごろ、「北陸新幹線の延伸開業予定日」としています。

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JR北陸本線を走る電車(画像:写真AC)。

 北陸新幹線の開業にともない、当区間はJR西日本から、地元等が出資する第三セクターへ移管されます。移管先の鉄道会社は、石川県内は「IRいしかわ鉄道」、福井県内は新設の「ハピラインふくい」です。

 北陸本線は滋賀県の米原駅が起点。かつては新潟県の直江津駅までの353.8kmの大幹線でしたが、北陸新幹線の金沢開業にともない、米原~金沢に短縮(176.6km)。さらに敦賀延伸後は、北陸本線は米原~敦賀のわずか45.9kmとなります。

 JR西日本は「北陸新幹線(金沢~敦賀間)の開業と同時に弊社から経営を分離することが決定している並行在来線であることから、本日、同区間の廃止届出書を提出いたしました」としています。

【了】

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コメント

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1件のコメント

  1. これで、北陸本線は琵琶湖線に併合だな。