“新型機の感想は?” 無人戦闘機「バイラクタル」製造企業を駐トルコ日本大使が訪問
2023年度予算で日本も購入予定です。
「バイラクタルTB2」は近い将来、自衛隊でも試験予定
在トルコ日本国大使館は2023年4月1日、UAS(無人航空機システム)メーカー、バイカル・テクノロジーズを鈴木量博(すずき かずひろ)大使が訪れ、無人航空機に関する最新情報を受け取ったことを公式ツイッターで明らかにしました。
バイカル・テクノロジーズの説明によると、鈴木大使は複数人からなる代表団を引き連れて来訪したとのことで、公開された画像には、昨年(2022年)12月に初飛行したばかりの無人ステルス戦闘機「バイラクタル・クズルエルマ」をバックに鈴木大使とセルチュク・バイラクタル最高技術責任者がともに無人機のスケールモデルを持つ様子が納められています。
同社の無人機「バイラクタルTB2」は、ウクライナにおける戦いで侵攻したロシア軍に攻撃を加え、世界的に知られるようになった機体です。日本も2023年度の防衛省予算で試験導入し、陸上自衛隊で実証試験を行う予定です。
なお、大使訪問の4日前となる3月28日、バイカル・テクノロジーズは最新鋭の無人機「バイラクタルTB3」も、公式WEBサイトやSNSなどで画像を公開しています。
鈴木大使ら代表団がどのような情報を受け取ったかは不明であるものの、もしかしたら、これら最新の無人機の概要についても説明を受けているかもしれません。
【了】
日本の防衛技術が無人機の分野で大幅に立ち遅れている