ド迫力離陸「ロケットスタート」通常とどう違う? 旧石垣空港の伝説、実はいまも味わえる!

別の空港では伝説だった?「ロケットスタート」

 丘珠空港にFDA季節便が就航したのは、2016年のこと。同空港へのジェット旅客機での定期便乗り入れは、FDAが初となりました。

 ジェット旅客機が安全に離着陸を実行できる滑走路長の最低ラインは、一般的に1500mといわれています。国内でジェット旅客機が就航する空港の大多数では、2000m以上の滑走路が設置されており、丘珠空港のFDA便はその例外のひとつです。

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丘珠空港(乗りものニュース編集部撮影)。

 ちなみに、「ロケットスタート」を行っていた空港でもっとも有名だったのが、沖縄県の旧石垣空港。同空港の滑走路長も丘珠空港と同じ1500mで、2013年に新空港が供用されるまでは、この短い滑走路で日常的にボーイング737などが離着陸しており、現在でも一部航空ファンのあいだで語り草となっています。この「ロケットスタート」が、丘珠空港では味わうことができるのです。

 なお、FDAの丘珠空港を発着する路線は、今回の小牧線開設で3つめ。このほか同社は、丘珠~静岡線、松本線を運航しています。

【了】

【やっぱ滑走路短い!】離陸後のFDA機から見た「丘珠空港」

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