銀座線まもなく「4分間隔」に増便 29日ダイヤ改正 コロナ前まで「やや回復」へ

コロナ前は日中も「3分間隔」でした。

利用者数の増加をうけ

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銀座線(画像:写真AC)。

 東京メトロ銀座線が2023年4月29日(土)にダイヤ改正を行い、平日の日中時間帯と土休日の8~20時台で増便となります。改正を間近に控えた21日、詳細な時刻が発表されました。

 都心の中枢部を通る銀座線は、もともと日中時間帯も「3分間隔」という驚異的な頻発運転を行っていました。それがコロナ禍の影響で、2022年3月に「3分半間隔」となり、さらに8月に「5分間隔」と減らされていました。

 しかし社会が元に戻りはじめ、昨年8月と比較し、日中の全区間における乗車率は「20%上昇」したとして、今回「4分間隔」に増便となります。日中1時間あたりの本数は20本→18本→12本→15本と推移した形です。

 銀座線は1927(昭和2)年に開業し、今年で93年目。駅施設が当時の基準で作られたことから1車両あたり6両から増やすことができず、頻発運転で輸送容量をカバーするため、日本でも異例の高密度運転になっています。「乗り損なってもすぐ次が来る」かつての存在に、また戻っていきます。なお、朝夕ラッシュは今も超高密度運転であり、8時台は最大26本もの運行があります。

【了】

【改正後の「銀座線」ダイヤを見る】

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