NEXCO中日本「普通車は縦列駐車で」呼びかけるワケ 高速SA・PAの“青い駐車マス”とは

2台分を必要とする人もいます。

前後のマスとマスのあいだは点線で区画

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白い区画線の内側に青い線が引かれた「兼用マス」(画像:NEXCO中日本)。

「当社管内のSA・PAに、青いラインが引かれた駐車マスがあることをご存知でしょうか?」
 
 ゴールデンウィーク最中の2023年5月1日(月)、NEXCO中日本がTwitterにこう投稿しました。写真を見ると、白い区画線の内側に青い線が引かれています。
 
 これは大型車と普通車がどちらも駐車できる「兼用マス」です。大型車は1台分、普通車は2台分です。NEXCO中日本が2020年から導入していますが、なぜ「兼用マス」が必要なのでしょうか。

 それは近年、主に夜間帯の大型車マスが不足しているから。とはいえ敷地には限りがあるため、長い大型車マスを前後でふたつに区切り、普通車2台分にも大型車1台分にも対応させているのです。こうすれば、主に昼間は普通車の需要に、夜間は大型車の需要に応えられます。

 ただ「兼用マス」は使い方のマナーも問われています。というのも、例え空いていても普通車が縦列駐車をしないと、前後2台分のスペースを必要とする大型車が利用できなくなってしまうからです。NEXCO中日本は「1台でも多く駐車できるように、普通車は縦列駐車にご協力お願いします」と呼び掛けています。

 このほか、「兼用マス」は前後のマスとマスのあいだが点線という特徴もあります(一般的なマスは実線で区画)。また路面標示や標識でも、「兼用マス」の存在は周知されています。

【了】

【ダメ!】「兼用マス」NGな停め方とは(画像でチェック)

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コメント

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1件のコメント

  1. NEXCO中日本の黄色い車両がトラック専用マスに駐車している画像を所持しています。
    他にも持っている人はいるでしょうから、まずはお手本を示さないと示しがつかないでしょうね。