「日田彦山線BRT」ついに運行ダイヤ明らかに 運行本数は鉄道時代の1.5倍 “経由”も複数 8月開業

より地域に密着した路線に!

添田~日田間の運行ダイヤと運賃を発表

 JR九州は2023年5月26日(金)、日田彦山線BRT(BRTひこぼしライン)添田~日田間の運行ダイヤを発表しました。

Large 230324 norimono 01

拡大画像

日田彦山線の車両(乗りものニュース編集部撮影)。

 BRTひこぼしラインは、2017年の豪雨で被災したJR九州の日田彦山線の添田~日田間を、バスを活用したBRT(Bus Rapid Transit)で復旧するもの。2023年8月26日の開業を予定しており、36駅が設置されます。
 
 運行本数は鉄道時代(22本)の約1.5倍となる32本を設定。内訳は添田~日田間に20本、添田~彦山間に8本、筑前岩屋~日田間に4本が運行されます。また、朝夕の通学時間帯を中心に一部便で沿線の学校や日田市役所を経由する便も設定されます。
 
 添田~日田間の主要時間は「直行ルート」で約1時間32分、「学校・市役所経由」で約1時間37分を見込んでいます。鉄道時代とおおむね同等といえます。
 
 添田駅では、列車とBRTが同じホームで乗り換えることができる「対面乗換」とし、全てのBRTが小倉方面の列車と接続するダイヤとなります。
 
 運賃は、現行の鉄道運賃と同額となり、一部区間は鉄道運賃より安くなります。BRTと鉄道を乗り継ぐ場合は、100円の乗り継ぎ割引が適用されます。

【了】

【これが列車×バス「対面乗り換え」です!】日田彦山線BRTの詳細(画像で見る)

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

1件のコメント

  1. 添田—日田で1時間32〜37分が「鉄道時代とおおむね同等といえます」というのはちょっと乱暴ですね。発表によると鉄道時代は56分でしたから、1.5倍以上です。