日田彦山線「BRTひこぼしライン」8月開業へ! 豪雨被災から姿変え再出発 線路は一部“専用道”に

待ってました!

開業区間は全40km

 JR九州は2023年4月26日、2017年の豪雨で被災しバス代行が続き、BRTでの復旧が進められていた日田彦山線の添田~夜明~日田間を新たにつなげる「BRT ひこぼしライン」を8月28日に開業すると発表しました。

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日田彦山線の列車。添田以南はBRTとして再出発する(乗りものニュース編集部撮影)。

 開業区間は全40kmで、添田~彦山は一般道、彦山~宝珠山は専用道、宝珠山~日田は一般道を走行します。専用道は4379mの「釈迦岳トンネル」を含む旧鉄道敷を再利用した、14kmの区間です。

 JR日田彦山線は福岡県北九州市の城野駅から、田川後藤寺駅を経由し、大分県日田市の夜明駅までを結ぶ68.7kmの路線。そのうち、福岡・大分県境を越える山岳区間を含む添田~夜明間が土砂崩れなどの被害を受けて運休になっていました。

 代行バスは彦山~大行司間で国道500号と国道211号を使って西へ大きく迂回するルートを取っています。しかしBRTは一部で鉄道敷地を利用して専用道をまっすぐ南下するため、現在よりも移動距離と所要時間の短縮が図られます。

【了】

【「BRT ひこぼしライン」ルートと駅デザインを見る】

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