「シートの位置が斜めすぎるビジネスクラス」誕生へ…なぜ? 出るわ出るわ納得のメリット!
にしてもすごい角度!
45度の壁を超えた!
ドイツのハンブルクで2023年6月6日から開催されている航空機インテリアエキスポで、レイセオン・テクノロジーズ傘下のコリンズ・エアロスペースが、斬新な機構をもつビジネスクラスシート「オーロラ」を発表しました。一般的なビジネスクラスよりもシートが斜め向きに設置されているのです。
現代のビジネスクラスでは、通路に対して斜め向きの「ヘリンボーン式」配置の採用はスタンダードになりつつありますが、「オーロラ」ほど斜めに座席を配置する試みはまれです。海外航空メディア「ランウェイ ガール ネットワーク(RUNWAY GIRL NETWORK)」によると、これまでの「ヘリンボーン式」配置では通路に対し45度以下に座席を配置するという当局側の規定があったなかで、この「オーロラ」はそれを打ち破る設計であるとしています。
この斬新な「斜めシートのビジネスクラス」は.ボーイング737やエアバスA320といった、通路が1本の「ナローボディ機」への搭載が想定されています。この機構を採用することで、客席数の増大や乗員の作業スペース確保を図れるほか、1席あたりのシート幅を大きくでき、これまでより通路より遠い位置に頭を置けることから、プライバシーの確保にも寄与できるものとしています。
この「オーロラ」は2024年に、航空会社への納入が予定されているとのことです。
【了】
超狭小ネカフェみたいですね
外と目が合いそうでやだ。モニターは見えるのか?