「無事に飛来するように!」特別塗装のF-15「イーグル」戦闘機 小松基地が先行公開

台風6号の影響はイタリア空軍にも。

イタリア空軍設立100周年のロゴもデザイン

 航空自衛隊の小松基地(石川県小松市)は2023年8月3日、来日が予定されているイタリア空軍飛行隊を出迎えるために用意した特別塗装機を、公式Twitter(ツイッター)において、ひと足先に公開しました

 F-35A戦闘機を始めとしたイタリア空軍機は本来、8月2日に小松基地へ飛来する予定でしたが、東シナ海上、沖縄近海を進む台風6号の影響で、スケジュールがずれ込んでいるそうです。

 そのようななか、小松基地が画像とともに記した文章によると、「日伊共同訓練に対する第6航空団の意気込みをイタリア空軍及びみなさんにお伝えするため、特別塗装機を公開」したとのこと。

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日伊共同訓練に合わせて特別塗装が施された第306飛行隊のF-15J「イーグル」戦闘機(画像:航空自衛隊小松基地)。

 披露された特別塗装機は、小松基地所在の第6航空団の隷下部隊である第306飛行隊のF-15J「イーグル」戦闘機に、日本とイタリア両国の国旗をモチーフにしたデザインを描いたものとなっています。

 説明によると、左主翼にはイタリア、右主翼には日本、それぞれの国旗の色をイメージした流線を描き、左垂直尾翼にはイタリア空軍設立100周年のロゴを、左タンクにはモットーを塗装しているといいます。小松基地ではイタリアとの絆を深め、両国の更なる発展を願い、共同訓練に臨むとしています。

 なお、小松基地の公式Twitterでは、続くリツイートで、「イタリア空軍が無事に小松基地に来られますように。台風の影響や被害がこれ以上拡大しませんように。被災した地域が1日も早く復旧しますように」との願いを込めて、てるてる坊主の画像もあげていました。

【了】

【特別塗装機のデテール】左右で異なるデザインの垂直尾翼 輪留めもスペシャルに(写真)

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